ソーシャルフットボール競技規則

1.規則全般
競技規則は、基本的にフットサル競技規則に準拠する。

しかし、以下の点については、特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会(以下、JSFA) の定める特別ルールで実施する。

2.参加資格
①以下の要件を全て満たし、スポーツマンシップに則りセレクションに参加できる者。
②精神疾患/精神障がいのため医療機関で継続的に治療を受けている者。
③WHOの国際診断基準「ICD-10精神および行動の障害」のうち、F2またはF3に該当する者を中心とするが、他の精神疾患/精神障がいも妨げない。
④18歳以上の精神障がい者で、以下Ⅰ~Ⅲのいずれかを提示できる者。
 Ⅰ)精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条の規定により、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者。
 Ⅱ)障害者総合支援法の自立支援医療(精神通院)制度を利用している者。
 Ⅲ)精神科を継続的に受診しており、公式大会当日もしくは証明書の提出期限から1ヶ月以内の期間で主治医より通院治療を証明委する書類の発行が得られる者。


3.チーム編成
① 1 チーム 15 名以下で構成し、参加資格(要項12 条参照)を有する者以外は選手として参加できない。


② 試合は 5 名で行い、うち 1 名はゴールキーパーとする。しかし、女性が出場する場合は、5 名に女性 1
名を追加選手として 6 名でのゲームが可能である。ただし、女性が 2 名出場しても上限は 6 名となる。


③ 監督、コーチ、トレーナー、マネージャーのベンチ入りは 4 名までとし、選手が監督、コーチ、スタッ
フを兼ねる場合に関して追加でのベンチ入りは認めない。


④ それ以外のスタッフはベンチ外とし、試合中の指示などに関しては干渉しない。審判団より干渉してい
ると注意を受けた場合は、スタンド又はピッチから離れたところでの観戦を命じられる。(医療行為が
必要な場合は審判の指示に従い処置を行う)

4.反則及び基本ルール
① 退場(レッドカード)1 試合の出場停止(内容によってはそれ以上の停止処分あり)。
*1 試合出場停止以上の処分を下す場合、大会規律委員会で協議し決定する。


② 警告(イエローカード)の累積に関しては 2 枚の累積で 1 試合の出場停止。


③ チームの累積ファウルは前後半を通して 6 つ目以降は第 2PK を適用する。
延長戦の場合は、前後半の累積ファール数が持ち越される。


④ 予選リーグ終了時、累積警告を解消し、改めて警告・退場がカウントされる。


⑤ ゴールクリアランス 
ゴールキーパーが投げたボールが直接ハーフラインを超えた場合、間接フリーキックが相手チームに与
えられ、ボールがハーフラインを超えた場所から再開される。(U12、シニア、障がい者サッカー等で適
応)

*詳細は、JSFA参照