協会について

ご挨拶

各地にソーシャルフットボールのサークルができ、多くの人々が参加することでいろんなことが実現できると期待しています。
精神障がいをもつ人は、孤立していたり引きこもっていると、身体活動やスポーツを行う機会が少なくなりがちです。身体を動かすと心も動きます。まずは参加をして暮らしに新しい風を吹き込みましょう。
また、ソーシャルフットボールの活動を通じてネットワークが広がると、有意義で前向きな生活を取り戻すこともできるでしょう。さらに、障がいを持つ人、もたない人、若い人、年配の人、いろいろな人々が加わることで、地域社会も変わることを期待しています。
障がいへの理解や年齢を超えたつながりが深まり、人々がお互いを尊重し合うことに寄与できればと願っています。

理事長(西九州大学 看護学部 教授)

ソーシャルフットボールとは?

精神障がいや疾患がある方のフットボール(サッカー・フットサル等)です。
大阪生まれで、先駆性がある事から様々な観点で注目を集めています!!医療機関スタッフなど精神保健福祉関連の専門職が中心となって運営しています。

理念

誰もが当たり前にスポーツを行える環境を整備する

ミッション

・大阪府下に精神障がい者のスポーツ活動拠点を作る
・フットボールを用いたアンチスティグマの実践と、共生社会実現への寄与

ミッション達成のための6つの活動

1, 活動拠点整備

現在、17チーム約300名の選手がいます。(日本最多)しかし15チームは所属機関付属のチームであり、誰でも参加できる活動ではありません。
現在の活動拠点は北摂地域と堺市のみですが、8圏域全てに拠点を整備していきます。

2, 情報集約

ソーシャルフットボールを中心に情報集約・情報提供を行う。

3, 普及啓発

ソーシャルフットボールの普及啓発に留まらず、精神障がい・発達障がい等の啓発活動を行う。

4, 他団体連携

精神保健福祉団体や他障がい者スポーツ団体など、他団体との連携を促進する。

5, 人材育成

ソーシャルフットボールを担う人材育成を行う。

6, 組織体制整備

安定的な協会活動を行うため、法人化すると共に組織体制整備を図る。

法人概要

法人名一般社団法人 大阪ソーシャルフットボール協会(OSFA)
理事長黒田研二(西九州大学 看護学部 教授)
理事田渕誠(株式会社inC、Half Time、精神保健福祉士、社会福祉士)
高野隼(関西医科大学総合医療センター、作業療法士、公認心理士)
監事吉田匡孝(浅香山病院、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士)
事務局平山惣一(株式会社ノブカントリー、Half Time、メンタルヘルス運動指導士、精神保健福祉士、公認心理士)
対象精神障がい、発達障がい など
設立2016年4月(2017年2月 一般社団法人化)
活動チーム数17チーム(全国約130チーム)
選手数約300名(全国約2000名)
大会ソーシャルフットボール全国大会
インクルーシブフットボール関西大会
講習会年間約30回
活動機関(一部)大阪市立長居障がい者スポーツセンター、高槻精神障害者スポーツクラブ、Half Time、阪南病院、国分病院、明日葉、こころッと、八尾こころのホスピタル、茨木病院、さわ病院、明日葉、地域活動支援センター、かけはし、あべのメンタルクリニック、など大阪府下50機関以上が行っています。
府下チームが第13回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)受賞!!  

   

沿革

2006年日本初のソーシャルフットボールチーム誕生(大阪)
2008年オープン参加の全国大会が開催(大阪)
2009年田中暢子氏がイタリアに渡り、ソーシャルフットボールの国際化の礎を築く
ソーシャルフットボール講習会開始(大阪)
2012年インクルーシブフットボール大会開催(大阪)
2013年第1回精神障がい者スポーツ国際シンポジウム開催(東京)
2015年第1回ソーシャルフットボール全国大会開催(名古屋)
2016年世界初となる第1回ソーシャルフットボール国際大会開催(大阪)
大阪ソーシャルフットボール協会設立(大阪)
2017年発達障がい児フットボールスクール開校(大阪)